2011年11月10日

ミニコラム
-卵はいつ出来るか-


受精卵のもとになる卵がいつ出来るか知っていますか? 母親となる女性が胎児だった時にすでに卵のもとはすべて作り終わっています。思春期になるとホルモンの働きにより成熟し排卵が始まります。数百万あった卵の数は出生頃に急速に減り、思春期で1030万個、その後は月1000個ぐらいの速さで減っていきます(下図)。卵は年齢と一緒に歳をとっていくので30代後半から40歳を過ぎると染色体異常や流産の率が上昇します。ライフスタイルが変化しても女性としての体を大事にして欲しいなと思います。ただし卵巣の状態にも個人差がありますので焦ったり諦めたりせずに、よい体作りを心がけましょう。