2017年7月1日

季節の変わり目と副腎疲労


気温や気圧の変化が大きい日が続きます。いつもこの季節に体調が悪いという方、何もしていないのにぐったりと疲れているという方はいらっしゃいませんか?そのような方は副腎疲労を疑ってみましょう。

副腎はストレスに対抗してホルモンを出す装置です。ストレスというと、人間関係に悩んでいるとか仕事上の悩みとかを思い浮かべる方が多いと思いますが、ストレスは精神的な苦痛だけではありません。変化はすべてストレスです。例えば気温や湿度の変化も立派なストレスですし、楽しくて興奮する出来事や旅行、引越、昇進などもストレスです。無意識のうちに脳の深い所と副腎や甲状腺などが連動してこれらの変化に対処しようと頑張っています。

また、副腎はストレスの時に頑張るだけでなく、一日のリズムをつくったり血圧や血糖値を維持したりして日々の生活をサポートしています。また炎症を抑える働きもあります。

ü  朝起きるのがつらい

ü  疲れがとれない

ü  体が重く日常生活を送るだけでしんどい

ü  立ちくらみがする

ü  記憶力の低下、
ぼんやりして思考が定まらない

ü  以前楽しかったことが楽しめない

ü  風邪をひきやすい

ü  アレルギーの症状が出やすい

上のような症状があるのに、病院で特に異常がないと言われた方は、副腎疲労を一度は疑ってみましょう。

副腎疲労を我慢して重くなってしまうと回復まで時間がかかります。軽いうちに気づいて対処することが大切です。夏バテをしやすい方もぜひ今から対策をとってほしいと思います。